これまで高齢の方に多い病気についてや認知症についてお話させていただきました。
ですが、ここでは私自身のことについてお話させていただければと思います。
目次
アトピーについて書こうと思ったきっかけ
これまで看護師として、お子様のアレルギーの治療に関わらせていただいたり様々な病気の治療をされている患者様と関わらせていただいたりしてきました。
そんな中、私自身は小さいころ(乳幼児)より持っている「アトピー性皮膚炎」について、よくなったり悪くなったりを繰り返し、いろいろ試すけれどどれもよくならないとあきらめてしまっている私がいました。
そして、花粉の時期だから、季節の変わり目だから、汗をかく時期だから、と何かしらの理由をつけて自身のアレルギーから逃げていました。
何かしらの対策をしないといけないと色々試しますが、身体に湿疹が出来、掻いてしまい掻き傷を見るたびに自信がなくなっていきました。
この自信がないという状況は日々の看護にも影響しているのではないか、このままではいけないのではと考え今回このブログをきっかけにアトピーと向き合い治していきたいと考えています。
アトピー性皮膚炎って何?
花粉症やアレルギー性鼻炎、喘息など何かしらのアレルギーをお持ちの方やよく聞くという方は多いのではないでしょうか。
私も花粉症にアレルギー性鼻炎、結膜炎と診断を受けたことがありますし、親戚が一緒に暮らしているダックスフンドと遊んでいて(アレルギーの症状が出ていても好きなことが勝ってしまい会うたびに一緒に遊んでいました)喘息に似た症状を起こしてしまい、顔が真っ赤に腫れ湿疹が顔全体に広がってしまいとてもしんどい思いをしたことがあります。
アトピー性皮膚炎とは、痒みのある湿疹が、慢性的によくなったり悪くなったりを繰り返してしまう病気です。
なぜアトピー性皮膚炎を発症してしまうのかはほとんどわかっていません。
ですが、アトピー性皮膚炎にはアトピー素因が発症に重要と考えられています。
アトピー素因とは、
〇家族にアレルギー疾患にかかった人がいる
〇自身がアトピー性皮膚炎以外の気管支喘息やアレルギー性鼻炎、結膜炎などの既往がある
〇IgE抗体を産生しやすい体質である
ことが挙げられています。
アトピー性皮膚炎の多くは乳幼児期に発症し、成長とともに治ると言われています。
ですが、大人になるまで続いてしまうと中々治りにくいと言われています。
乳児で2か月以上、幼児から成人では6か月以上痒みや湿疹などのアレルギー症状が続くと「アトピー性皮膚炎」と診断されます。
これまでの私の経過
乳幼児の頃、夜寝るためにお布団に入ったりお風呂に入ったり身体が温かくなるととてもよく泣く子供だったと聞いています。
幼少期以降もお布団に入りからだが温まってくると強い痒みから掻いてしまいお布団に血が付いていることやよく眠れないことが続いていました。
このころの写真を見ながら振り返っていると、見た目的には中学生の頃まで顔など目立つところには湿疹や赤みはなく、腕や足の関節の内側やひざの裏などに集中して湿疹や痒みが出ていたと思います。
ですが常に痒みがあるため、小学生の頃には「うつるから近寄るな」と言われたこともありました。
(振り返って考えると、目の前で掻いている姿って良い気持ちにはなりませんよね…)
一番ひどい時期は、高校生の時でした。
いつも顔は赤く肌は乾燥していてボロボロ…眉毛やまつげも抜けてしまい痒みも強く眠れないためいつも寝不足で…。
この時にアルバイトをしていましたがそのお金はアレルギーの病院代に消えていました。
そんな私も一度とても症状が落ち着いた時期がありました。
それは、進学した看護学校の先生から「直さないと看護師になれない」と言われ、学校の近くにある病院に通い始めたこと。
この時期は学生寮に入っており、食堂で栄養が考えられた食事を食べていたことや看護師になりたいという気持ちから真剣にアトピーと向き合い取り組めたのではないかと考えています。
卒業してからは、看護師として働くことで精いっぱいな自分がいて、悪くなったりよくなったりを繰り返しており現在悪い状態になっています。
今回行動したこと
今回、アトピーと向き合い治療する前にまず今の私の状態や私の身体には何が良くて悪いのかを知りたいと思い血液検査を受けました。
項目として、
・IgE抗体
・TARC(アトピー性皮膚炎の重症度を反映する項目)
・即時型(食べたり吸い込こんだりすることですぐにアレルギー症状を起こしてしまう食べ物や物を調べることが出来る)
・遅延型(食べたことで徐々に体の中にたまりアレルギー症状を起こす食べ物を調べることが出来る)
の大きく分けて4つの項目を受けてきました。
まだすべての検査結果は出ていないので次回結果も書かせていただこうと思います。
最後に
今回は、私自身のアレルギー性皮膚炎の経過を主にお話させていただきました。
これからも、身体の変化やアレルギーに対する私の取り組みをお話させていただきますのでお付き合いいただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。