自分が予期しないストレスはアレルギーの悪化にも繋がりますし、心の健康も崩してしまいます。
今まで、森林浴をしてリフレッシュすることがありましたが、私のストレス改善に紅茶もよいのではとアドバイスをもらったため試してみました。
そこで今回は、試してみて感じた感想や紅茶について調べてみたのでお話しさせていただこうと思います。
目次
紅茶って何?
お茶と私たちが読んで入り物はたくさんあると思います。
その中でも、緑茶、烏龍茶、紅茶は同じお茶の樹から作られています。
同じと言われても、緑茶と紅茶では色や味、香りが違いますよね。
それは、緑茶と紅茶の製造法が違うため色や味、香りなどが変わってきます。
茶葉の中には、酸化酵素という成分が含まれていて、この酸化酵素を利用して製造されているのが「紅茶」で、酸化酵素を利用せずに製造するのが「緑茶」なのです。
紅茶の製造工程の中で、酸化酵素の働きのことを「酸化発酵」といいます。
紅茶では、「参加発酵」を完全に行いますが、少しだけ利用したものが「烏龍茶」となります。
紅茶の歴史
紅茶に使用される茶葉が取れる樹は「ツバキ科」の常緑樹で、もともとは中国やチベット、ミャンマーに自生していました。
今では、だれでも楽しまれている「紅茶」ですが、初期には薬として高貴な方に飲まれていて、6世紀以降に飲み物として一般化したそうです。
日本へ紅茶が来たのは、明治20年(1887年)と言われています。
紅茶が出来るまで
紅茶は茶葉を発酵させて作るお茶の一種類です。
摘んだ茶葉をしおれさせて、機械にかけて揉み、十分に発行させて作ることから「発酵茶」とも言われています。
酸化発酵を利用する紅茶は、製造の過程で茶葉の色が緑色から艶のある褐色へと変化し、抽出した色も黄緑色から赤褐色へと変化します。
香りも新鮮でグリーンの香りの「緑茶」から、花や果物を思わせる芳醇な香りとなり、味わいも深いものへとなります。
紅茶の製造方法には、オーソドックス製法とCTC製法の2種類があるそうで、私はオーソドックス製法の物を購入したのでご紹介します。
➀摘採(てきさい)
一定に成長したお茶の樹から、新芽とその下に2枚の若葉を摘み取ることで、「一芯二葉摘み」と言われます。
②萎凋(いちょう)
摘み取った茶葉を大きな網に広げ、下から温かい風を当てることでしおれさせることで茶葉が柔らかくなります。
この工程の段階で、茶葉の水分の40%ほどが蒸発しています。
③揉捻(じゅうねん)
茶葉を揉み込むことです。
茶葉を揉み込むことで細胞の組織が壊れ、酸化発酵が進んでいき、緑色をしていた茶葉が茶色へ変化していきます。
④玉解きと篩い分け(ふるいわけ)
塊になっている茶葉をほぐして発酵が均一に進むようにします。
⑤発酵
20~25度の心音と90%程度のしつどの中に2時間から4時間程度寝かせます。
この工程を行うことで、酸化発酵は一気に進んでいき、茶葉は赤褐色へと変化し、紅茶特有の香りがしてきます。
⑥乾燥
発効後、約100度の熱風で水分が3~4%になるまで乾燥させます。
乾燥させることで、酸化発酵を完全に止めることが出来ます。
この段階では、異物が混入しているため取り除くことで「紅茶」が完成します。
紅茶の入れ方
➀5円玉くらいの泡がボコボコ出ているぐらいを目安に沸騰させたお湯を準備します。
②お湯の準備が出来たらまず、カップとポットを温めておきます(ポットとカップ全体が温まるようにします)。
③温めたポットに茶葉(一人分:ティースプーン一杯 2~3g目安)を入れます。
④沸騰したお湯(一人分150~160ml)をポットの勢いよく注ぎ、すぐにフタをして蒸らします。
*お湯を勢いよく注ぐことで、対流がおき茶葉が動きおいしく抽出することが出来ます。
⑤おいしい紅茶をいれるために、フタやティーマットを使用し、お湯の温度が下がらないように2分半から4分程蒸らします。
蒸らす時間は茶葉の大きさによって調節が必要で、大きいと4分程必要になってきます。
⑥ポットの中をスプーンで軽くひと混ぜし、茶殻をこしながら濃さが均一になるようにカップに回し注ぎます。
紅茶を飲むことで得られる効果
リックス効果
紅茶には、「テアニン」といううま味の成分が含まれており、この「テアニン」にリラックス効果があると言われています。
ゆったりとした来待で紅茶を入れ、飲むことでほっとしたひと時になります。
そして、紅茶の香りをかぐことでも癒しの効果があるとされています。
抗酸化作用や免疫力を高めてくれる
紅茶には、ポリフェノールの一種である「タンニン」が含まれてるのですが抗酸化作用があり、動脈硬化や老化、免疫の低下を起こす「活性酸素」を取り除く効果が期待できます。
ストレートで飲むことも良いですが、しょうがやはちみつ、レモンを入れることでさらに、殺菌作用や免疫を高める効果が期待できます。
ただし、タンニンには鉄の吸収を阻害してしまう働きがあるため「貧血」の方はお食事の前後は控えることをおススメします。
頭をすっきりさせてくれる
紅茶に含まれる「カフェイン」は、適量の摂取で脳の中枢親権を刺激し、頭をすっきりさせ眠けを覚ましてくれる効果があります。
ただし、カフェインは紅茶以外のコーヒーやチョコレートなどの食品にも含まれているためを過剰に摂取してしまうため飲みすぎに注意が必要です。
カフェインの過剰摂取によって現れる症状には、めまい、興奮、不眠、下痢、吐き気などがあります。
紅茶に含まれるカフェインは、コーヒーの半分ほどと言われていますが飲む量には注意しましょう。
最後に
今回は、紅茶についてお話させていただきましたがいかがでしたか?
私はストレスの軽減のために紅茶を試しましたが、紅茶からはほかにも様々な効果を得ることが出来ます。
紅茶を試してみて感想としては、抽出し徐々に色がついていく工程は待ち遠しく、香りや色、風味を感じながらゆっくり楽しむことで、ほっと一息つき落ち着いた時間を過ごすことが出来ました、
まだまだ始めたばかりですので、取りすぎには注意して、紅茶を楽しんでいきたいと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。