小麦に含まれるグルテンはアレルギーや体調不良の原因になるということで注目をあつめたことがあるため知っている、聞いたことがあるという方もおられるのではないでしょうか。
人によっては、体調不調やアレルギーは起こしていなくてもダイエットのためにグルテンフリーを取り入れる方もいると聞きます。
今回は、グルテンアレルギーやセリアック病の原因になってしまうグルテン(グルテンフリー)についてお話させていただこうと思います。
目次
グルテンって何?
小麦粉や大麦、ライ麦などの穀物に含まれるたんぱく質のことを「グルテン」といいます。
小麦粉にはグルテニンとグリアジンというたんぱく質が含まれているのですが、この二つのたんぱく質に水を加えこねることで絡み合いグルテンとなります。
グルテンになると、粘り気や弾力がますためもちもちとした触感になり様々な料理や加工品に使用されています。
グルテンをとりすぎると…
グルテンは人の消化酵素では完全に分解されにくく、過度に摂取すると中毒症状を引き起こすといわれていて、さらにグルテンに含まれているアミノペクチンAは血糖値を上昇させることやグリアジンは腸内トラブルの原因のなることが知られています。
一人ひとりの体質にもよりますが、体の中でアレルギー反応や消化不良、便秘、下痢を引き起こしてしまうと言われています。
女性特有の月経前症候群(PMS)や自己免疫疾患、片頭痛につながってしまう可能性もあります。
グルテンフリーによる効果
単純に、グルテンを含む食品を控えて摂取しない食生活のことを「グルテンフリー」といいます。
グルテン過敏症の人が、グルテンフリーの食事にすることで便秘や下痢の解消、腸内環境の改善などの効果があると言われています。
そして、腸内環境が改善することで肌荒れやニキビなどの肌トラブルの改善、倦怠感や疲労感、片頭痛の改善が個人差は考慮しないといけませんが期待できます。
私は、グルテンを意識し控えるようになって今で3か月ほどになります。
肌の変化として、最初は湿疹とジュクジュクした肌が2ヶ月ほどしてジュクジュクした湿疹は少なくなり乾燥が強くなっていました。
このころは特に落屑(皮膚が落ちること)や乾燥からのかゆみがひどかったです。
そして3か月がたった今は、乾燥も落ち着きかゆみも軽減してきています。
まだまだ湿疹があった後やかさぶた、掻いてしまいかさぶたをとってしまうこともあるため見た目は綺麗とは言えませんが…
そして、お通じの調子が良くなったように思います。
今までは、一日に3・4回トイレで出ることもありましたし、緩くなってしまうこともありました。
特に、今回アレルギーがひどくなり皮膚の状態が悪化した時期(パンをよく食べていた時期)は緩くなりやすく、ガスもよく出ていてガスやお通じの匂いも強かったように思います。
グルテンフリーの注意点
グルテンによって、アレルギーや体調に不調を起こしている方はグルテンフリーを意識し控えることが大切です。
ですがグルテンをとらないことによる弊害として、小麦粉を使っている食品に含まれる「ビタミンB群」「ミネラル」「食物繊維」などの私たちの身体にとって必要な栄養素をとる機会を減らしてしまうことです。
そして、体調不良やアレルギーを持っていない方がグルテンフリーを行うことで得られる効果がないこと、すべての人にいい効果があるという研究結果がないためダイエットとして始めることやすべての人にグルテンフリーをおススメできないと私は考えています。
私もグルテンが原因かもと思われたら、まず3週間ほどグルテンフリーを試してみてご自身の体調の変化を見てみて下さい。
3週間程続けてみても身体に変化着無かったり、体調不良が起きた時にはグルテンフリーはやめた方がいいでしょう。
最後に
私のように、アレルギーや体調不良などがグルテンフリーにすることで改善したなど身体に変化があった方はオススメします。
ですが、必ずしもすべての方にいい効果があるとは考えていません。
ご自身の身体と相談していただき変化がない場合はやめておくなどの選択をしていただけたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。