有料老人ホームといっても、「介護付き」「住宅型」「健康型」と3つの種類にわけることが出来ます。
入居を検討するときには、違いや受けられるサービスなどについて知っておきたいのではないでしょうか?
そこで今回は、介護付き有料老人ホームを中心にそれぞれの違いについても触れながらお話させていただきたいと思います。
目次
介護付き有料老人ホームとは?
有料老人ホームとは、食事や介護、洗濯、掃除、健康管理などのサービスを提供し、高齢の方が日々の生活を快適に、安心して過ごすことに配慮された施設です。
その中でも、介護付き有料老人ホームは都道府県による「特定施設入居生活介護(特定施設)」の指定(認可)を受けた施設のみが運営をすることが出来ます。
民間運営の施設が多くの企業や医療法人などが運営していることが多いことも特徴です。
入居資金は0円から数千万円、月額費用は15万円程度から50万円近くかかるところがあるなど運営している企業や施設の設備、受けることが出来る独自のサービスにより様々な金額設定がされています。
特に費用が高額なところは、スタッフの人員体制が手厚く、共同設備に温泉やプール、ジムなどのアスレチック施設がある、診療所が併設されており医師が常駐していていつでも診察が受けられるなど充実したサービスを提供することによってほかの施設との差別化を図っています。
そして介護型のおおきな特徴としては、介護度が上がっても住み続けることが出来ること「看取り」もしているため『終の棲家』になるところです。
「介護付き」と「住居型」の違い
「介護付き」
24時間介護を受けることが出来るため月額の費用に含まれています。
そのため、介護度が軽い重いにかかわらず一律の費用が掛かるため自分で出来ることが多い方には費用が高いと感じることがあるかもしれません。
「住居型」
月額の費用は「介護型」より低いところが特徴ですが、60歳以上の高齢の方で自立して生かつできるまたは要介護でも軽度の方が対象となります。
そのため、施設からの介護サービスは受けることが難しいため介護を必要とする場合は個別で介護サービスを契約する必要があり月額の入居費とは別にサービスを受ける費用が掛かってきます。
ですが、入居したら一律で請求される「介護型」とは違いサービスを自由に組み合わせて利用でき使った分だけの請求のため、介護が必要になった方にとっては安くなるのか高くなるのかはご本人様次第となります。
「住居型」の魅力もありレクリエーションやイベント、習い事に力を入れている施設が多く安心して楽しく生活が出来る施設だといえます。
「介護付き有料老人ホーム」の入居条件
入居の対象者を65歳以上で要介護1以上の認定をうけていることとしており、自立している方の入居が難しくなっています。
ですが、介護付き有料老人ホームの中にも自立の方も受け入れているところや年齢を60歳以上としているところもあるため気になる施設に問い合わせをしていただくのが一番です。
介護付き有料老人ホームの中でも自立の方を受け入れているところを「混合型」とも言われており、ご夫婦で入居を希望したときに自立して生活出来る方と介護が必要な方な方が一緒に入居することが可能になります。
最後に
介護付き有料老人ホームは都道府県の指定を受けているため基準は満たしており安心して生活することが出来ると思います。
〇施設によって体制や設備がさまざまである
〇金額が高額になることがある
〇サービス内容にもばらつきがある
などの、ご自身の経済状況や自立や要介護状態であるのかなどを合わせ、メリット・デメリットを踏まえて納得できる施設に出会えればいいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。